映像がとても綺麗でより世界の汚さが際立つような作り。
冷たい画面の中に帰って着替える暇もない主人公のピンクのトップスが映えてた。
そんな職場辞めちゃえばいいのにって思うけどそういうものじゃないの？
どうしてもやりたいことをするには必要なのか。
そもそもなんのお仕事してるのか分からないほどいつも様々な雑務こなしてる。
秘書かと思ったけども違うのね。
憧れて入った会社だし夢があるのだから我慢するしかないんだろうか。
人気な場所ほどブラックになりやすいのかな、引く手数多だから。
でも同僚はサクッと帰ってるし、じゃあ自分も上手いように立ち回ればいいのにいい子ぶるからじゃんってやはり思ってしまうな。
そんな弱いようじゃそのうち、この会社じゃなくてもどこでも潰されちゃうような気がするけど。
周りの期待に応えたいって思っちゃうお人好しなんだろう。
わたしの共感力が欠如してることは否めないけれども察してくださいみたいな態度好きじゃない。
とはいえついに会社に物申したものの取り合ってくれないあのシーンはかなり不愉快だった。
伝えてることを歪曲して解釈されるの我慢ならないな。
この子もこの色に染まっちゃっておかしいと思えなくなってしまうのかもしれないと思うと悲しい。
面白いかって言われるとそれはまた別のお話。
でもこれもまた映画制作会社によって作られてるんだもんなと思うとどこか感慨深い。
Harvey Weinstein？
変わっていきたいね。
