OSHO

ライムライトのOSHOのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
3.4
喜劇王チャップリンの晩年の名作と言われている作品。
正直、私は好きな映画ではありませんでした。

年老いた売れない芸人(チャップリン)と
心の病で足が不自由になったバレリーナ
の話し。

自殺未遂のバレリーナをチャップリンが助けるところから始まる。
そのあと、事実上の同棲。
しかし、チャップリンはさらにダメになっていくも、一方で、バレリーナは心の病も治り再び活躍していく。
そして、美しく若いバレエダンサーが年老いたチャップリンに求愛し…
というストーリー。

こんなストーリー、おじいさんの妄想でしかないでしょ。
(本作は脚本、監督もチャップリンが務めている)

あと、チャップリンの台詞がちょっと説教くさいところもあったのも気になった。

このころチャップリンは63歳位なのに機敏に体が動くのは凄い。
(いまどきなら63歳でも、体が動く人もいるかもだけど、1952年頃の63歳はただのおじいさんだった時代だと思うし…)

哀愁たっぷりのチャップリンの演技は素晴らしいし、良い映画だとは思うけど、老人の妄想のようなストーリーは私は嫌でした。
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