このレビューはネタバレを含みます
「認知症ホラー」というキャッチコピーに惹かれて、レンタルして鑑賞。
田舎町で一人暮らしをしている年老いた母エドナが姿を消したとの連絡を受け、娘のサムと共に実家へ帰ってきたケイ。家中に"忘れないように"と貼られた多くのメモがあり、認知症に苦しんでいた様子が窺える。警察に失踪届を出し、警察と共に森の中を探すも姿は見えず。「母は一体どこへ行ってしまったのか」、不安の夜を過ごした翌朝、そこには台所に立つ母の姿が―――。
雰囲気は最高で、最初から最後まで息の詰まる展開。しかしながら、明かされる真相はイマイチ。ラストの皮ベリベリシーン見た時は、「エドナは既に死んでミイラ化していた」という孤独死の哀しいホラーだったのかと感動したのだが・・・いやはや、それが真相だったら良かったのになぁ。最後の最後、ケイに呪いが遺伝したようなシーンで台無し。「結局、ただの呪いかい!」・・・ホント、あのシーンいらんかったよ。。。