簡単に言うと痴呆症ホラーなんですね。
深刻な高齢化社会の
辛辣なお話しなんですね。
ただのおばあちゃんが何かに取り憑かれて、
バケモノになった
オーストラリアホラーかと思いました。
ホラーとしての雰囲気は
なかなかの作りですが、
暗くてよく見えない。
内容がわかりにくいので、
やはり、真面目な高齢化社会問題。
そう思うと不謹慎にも思える。
母のいる高齢者施設では、
新しい入居者が、突然重い椅子を持ち上げ、
振り回し、テレビを破壊し、
止めに入った職員の
腕の肉が見えるほどの傷を負わせた。
次の日には、まるで覚えていず、
自分が破壊したテレビに向かって、
「だれかテレビを付けてください」
と、言っている。
施設では、別の利用者さんたちが、
具合が悪くなり、
不安と恐怖で次々と
入院してしまったそうだ。
親御さんの介護で一人で苦しんでいる方も
多くいらっしゃいます。
子供にそんな思いをさせずに済むことを
願うばかりです。
最後の何だか剥いているシーンは
わけわからない。いらない。気持ち悪い。