解釈も多様にできて考察のしがいのある作品｡
全体を通して全てベスが精神崩壊して見た幻覚だったのか､単なる悪魔系のホラーなのか明らかにされていないのが面白い｡
トリックアートのような視覚効果で怪異を表現していたり､夢を見ているような違和感を映像に落とし込む表現が絶妙｡
クレアの言う通りオーウェンはベスを崇拝するくらい愛してたんだなあ｡
でももしこの話が全てベスの幻覚ならオーウェンの秘密を知って現実逃避し､愛されている自分を作り上げたベスのサイコホラーになるな｡
どんな解釈になっても面白いストーリーを練ることができる脚本力に脱帽｡
面白かった！けど別に好きでは無い｡
