このレビューはネタバレを含みます
毒親っぷりに終始緊張しながら鑑賞。
子供を手離したくない毒ママVS頭脳明晰な車椅子の娘。
監督がsearchの人なので期待大で鑑賞。
開始とエンドロールで真っ暗な画面に映し出される「RUN」の文字に絶望を感じる。走ることが出来ない。RUNの一言に全てが詰まってる。
ラストは、単純に娘の復讐と
「母親の面倒を見る私」であろうとする共依存、両方の解釈が出来ると思う。
子供を離したくない一心で娘に毒を盛るほど「母親」であることに執着した母と同じものを感じた。蛙の子は蛙とよく言うが…果たして。
毒母の描き方もとても良かった。何をしでかすか分からない感じと言い、ヒステリックさと言い、毒親像の認識は全世界共通なのかもしれない