Reo

RUN/ランのReoのネタバレレビュー・内容・結末

RUN/ラン(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

下半身麻痺や喘息など様々な病気を抱えた女の子が、些細な事をキッカケに母親の事を調べ始め、徐々に母親の闇が露呈していくサスペンス。

インターネットで検索しようとして失敗するところでリビングからうっすらこっちを見ている母親、飲まされていた薬が犬用だとわかるシーン、そして最後…。短い作品ながら、鳥肌ポイントが多かった。
ハンディキャップ抱えながらも頭の良さだけで頑張るクロエめっちゃ応援したくなる。

なんであんな酷い事されたのに、母親(だと思い込まされてた人)の面会に行くの? やっぱり依存関係から抜け出せてないってオチか?と思ったら、口から例の薬出てきて「ナイス復讐!でも、こわっ!」っていう複雑な感情になった。

母親の背中に虐待の跡があって、そういう嗜好というか精神疾患みたいなものは残念ながら受け継がれる事が多いらしく、それがクロエにも継がれたのか…とも思うけど、クロエには断ち切っててほしいな…。
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