オードリー・ヘプバーンとケイリー・グラントを主役に置いた本作。なんといってもOPシークエンスが非常におしゃれですね。めまいがする様な渦巻が描かれた後に、カラフルなアニメーションが始まり「シャレード」のタイトルが出てくる。このOPをみるためだけに、DVDを購入したといっても過言ではありません。
物語も誰が犯人なのか終盤までわからない作りになっており、かつケイリー・グラント(当時59歳)とオードリー・ヘプバーン(当時33歳)のラブロマンスを描いており、そのどちらもがおざなりにならず丁寧に描かれています。
総じて60年代を代表する一作です。かわいらしいヘプバーンを堪能できる上にハラハラドキドキのサスペンスでもあります。古いからと敬遠せず鑑賞いただければ幸いです。