原作未読。
氷河期が近づいて来て世界が荒廃している中、飛べないプレラノドンの女の子と暗闇を恐れるティラノサウルスが出会い、孤独同士二人で助け合いながら「天国」を目指す物語。
「友達」を想う気持ち、大切な人を護りたい、愛おしく想うこと。
というテーマ性を暖かみのあるアニメーションでキャラクターの表情豊かに描いてます。
子供向けに作られているため、キャラクターの性格などはわかりやすい構造になってるかと。
ただ、幼稚園児くらいのお子さんだとストーリーが？？？ となる部分はあるかもです。
肉食のはずの恐竜が赤い実しか食べないのは設定上とはいえ子供にエグいシーン見せない配慮もあるんだろうなと思ったり。
ストーリー構成は王道なのでプテラノドンが飛ぶことになるシーンはちゃんとあります。
種族の対立や格差問題なんかも多少はありますが、不快に感じるほどでもなかったです。
主人公であるプテラノドンのプノン役の石原夏織さんの演技がとても良く、プノンちゃん可愛くて仕方なかったです。
白状しますとプノンちゃんの声優ファンでそれ目当てに観ましたが、終わり方も好みですし、EDの絵本の演出がこれまた物悲しくてうるうるしちゃいました。こういうのに弱いので良い物観させてもらいました。
