Kyasarin

宇宙でいちばんあかるい屋根のKyasarinのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

予告編少し見ただけで、何も情報無いまま鑑賞。キャストがとても良くて、それだけでも儲けもん。
作品全体はファンタジーなので、現実とファンタジーを繋げて考えられない人には向かない(笑)脚本というか、物語の繋がり、全体のバランスはイマイチ、頑張っているのは感じられた(辻褄合わせ、これは伏線か?とか星ばあの所持品が糸電話に変化、など)チグハグなものを無理やりくっ付けて終わらせた感あった。だがしかし、ドローンなどを使った映像の撮り方、夜の神秘感、クラゲ、絵画的な表現、要所要所の名言、そこはとてもセンスが光っていた。86年生まれの監督さんときいてびっくり!!これはこれからが楽しみ!(新聞記者はまだ観ていないが新聞記者とこちらのテーマの違いに幅広い映画を撮られるのだなと思いました、ヤクザと家族も楽しみです)ただ、ツッコミ入れたかったのは、吉岡秀隆と坂井真紀の赤ちゃんが何故ハーフというか、外人ぽいんだよwwwしかもデカいしwwwそこは笑ってしまった。

清原果耶先生、素晴らしいお芝居でした。表情の豊かなこと豊かなこと!朝ドラヒロイン楽しみです。毎日毎日この表情がテレビで観られるとは!!!泣きのお芝居も秀逸。ただの顔だけアイドル女優とは全然違う。上手いなぁ。伊藤健太郎くんは顔がいい。カッコイイ。わたしも隣に伊藤健太郎が住んでいたら即恋に落ちる。間違いない。好きです。悪い人じゃない山中崇さんも良かった。いつも何か企む役だから、こういうユルかわオジサン役ももっとして欲しい。前情報無くて、いきなり出てきてビビった水野美紀さん、浦安鉄筋家族やM、色々な役観てるけどこの方はほんとなんの役でもピッタリハマる。最後の坂井真紀さんの涙、泣いてしまった。女優の本気を見た気がする。そして、桃井かおりさん。最初、ご存命なら樹木希林さんでやりたかったのかな?とふと思ってしまった。少しそれを目指してるお芝居だったかな?カッコイイ桃井かおりとは全然違う。おばあちゃん。おばあちゃんでもやっぱりカッコイイんだな。桃井かおりさん、好きです。
全体的に役者のお芝居で彩ってる作品かな、と思いました。
清原果耶先生の唄う、Coccoちゃん提供の楽曲も清らかに澄んでいて、とても良かった。
色々書きましたがわたしは好きな作品でした。
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