marutabatsuo

宇宙でいちばんあかるい屋根のmarutabatsuoのレビュー・感想・評価

3.6
大人のジブリ実写版。そんな感想が浮かんだ。

冒頭から被写界深度が浅く、淡いネガフィルムのような映像。一歩踏み出せない女子高校生の主人公の元に現れたのは、空を飛び屋根を見て人を見るファンタジーなババア。

メンター星バアの後押しで、踏み出せなかった恋に、わだかまりのあった家族に歩みはじめる。

ちょっと甘すぎてそこまで好きではないが、至る所に演出上手いなあって場面がある。

清原果耶ちゃんは桃井かおり相手にタイマン。きっと名女優になるだろう。そしてエンドロールの透明感ある声には驚いた

ところで撮影チームに糸電話やったことある人いなかったの? ピンと張らないと音通じないよ。

もう一つついでに、展覧会が2005年になっていたのはなぜだろう。設定をそのあたりにする意味があったんだろうか?