大人のジブリ実写版。そんな感想が浮かんだ。
冒頭から被写界深度が浅く、淡いネガフィルムのような映像。一歩踏み出せない女子高校生の主人公の元に現れたのは、空を飛び屋根を見て人を見るファンタジーなババア。
メンター星バアの後押しで、踏み出せなかった恋に、わだかまりのあった家族に歩みはじめる。
ちょっと甘すぎてそこまで好きではないが、至る所に演出上手いなあって場面がある。
清原果耶ちゃんは桃井かおり相手にタイマン。きっと名女優になるだろう。そしてエンドロールの透明感ある声には驚いた
ところで撮影チームに糸電話やったことある人いなかったの? ピンと張らないと音通じないよ。
もう一つついでに、展覧会が2005年になっていたのはなぜだろう。設定をそのあたりにする意味があったんだろうか?