デニス・ホッパーが人を殺してその血で絵を描く宗教色濃いようで適当な微妙サスペンス

主役がビリー・ゼイン似の濃ゆいM字でこイケメンなのが救いでしたw

が、とってもとってもつまらない(´_ゝ`)

ボカシもデカくてげんなりです。。。



"サタデーナイト"と呼ばれる殺人鬼デニス・ホッパーが現れた。

殺した血で壁に絵を描く変態である。

そやつに兄貴を殺されたイケメン神父マイケルは、絵画の知識があることから、刑事の叔父と共に捜査を開始。

しかし殺人事件は止まらず……



大司教が小児性愛者だったり
兄貴が男娼だったり
酒と煙草好きな神父がいたり
占い師みたいな画商がいたり

あれやこれやカッコつけて出してきますが、全てが中途半端で意味不明でした。

ダン・ブラウンの｢天使と悪魔｣が発売された年の作品ぽいので、売れると思い、大急ぎでバッタもん撮ったんじゃないかな(笑)？

雰囲気は悪くはないものの、脚本も展開もグダグダで眠くなるだけの残念作でした。

デニス・ホッパーだけは、いつも通り元気一杯に暴れてましたけどw

ジャンルはサイコ・サスペンスですが、ハラハラドキドキ感が薄かった。
カルト教的な、もしくは黒魔術的な描写もあったけどなにかもの足りない。
最後は思わせぶりな半端な感じで終わってしまったけど、「ミイラ取りがミイラに」なったのだろうと。（あくまでも恣意的解釈です）

2001年鑑賞時の感想。
静かな流れの中で、連続猟奇殺人と信仰心との狭間で葛藤する神父。
なかなかの秀作。
ま、デニス・ホッパー演じる猟奇殺人者がいてこその作品かな。
絵画が主軸であるから、また特別に引き込まれた。