佐々木、イン、マイマインのたのしいのネタバレレビュー・内容・結末

時間が経てば経つほど自分の中で佐々木という存在が大きくなってた。

観賞後に佐々木役の細川岳さんが実際の自分の同級生を元にして、自分はゆうじのような存在だったと話を聞いて 妙に腑に落ちた。その同級生はへんてこなことを言って相手をいらつかせて殴られたとしても、決して殴らなかったという。(実際数日ぶりに学校に来た佐々木は瞬く間に佐々木コールに囲まれていた)

学生時代のゆうじと佐々木の2人っきりの空気とか、ゆうじの佐々木を見る目とか、苗村と佐々木の出会う瞬間とか、一ノ瀬と木村が消しゴムを共有したりとか 2人の子供を抱きしめて涙を流すゆうじとか好きだと思う瞬間が多かった。
終始登場するタバコも印象的だった
ラストがとにかく好きで、この映画を大好きだと思う決定打だった。泣きながらクラクションを鳴らす苗村が最高でした。