佐々木、イン、マイマインのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

★4　27歳、俳優を志すも鳴かず飛ばずの日々を送り、別れた彼女ともいまだ同棲を続ける悠二。そんな彼のもとに高校の時仲良くしていた佐々木の死の知らせが舞い込む。
底抜けに明るくてなんだかつかめない佐々木だけど、背負っているものは、暗く重い物。それを受け止め、笑い飛ばす佐々木。佐々木の死で、悠二の中でも何かが終わる。
見る人によって解釈も思うところも変わるであろう映画。
私の場合は、閉塞感ばかりを感じた。佐々木の人生の閉塞感、田舎の閉塞感。どこにいたって何をしてたって、ふと立ち止まり考えると閉塞感を感じてしまうから、なりふり構わず走っていて欲しいな、悠二にはと思った。