ニタ

警官の血のニタのレビュー・感想・評価

警官の血(2022年製作の映画)
3.6
原作(は日本)は未読なのですが、なかなか引き込まれる韓国クライムもの。容赦ない描写(残虐系)が多いかと構えてましたが、そうでもありませんでした。観やすかったです👍️

主人公は半地下兄さんですね(私の従兄弟に似ているw)。
新人刑事が変貌(成長も気持ちの揺らぎも)していく様子を見守りつつ、作品のテーマでもある、白か黒か、はたまたグレーゾーンで生きていくのか、は、何も警察に限ったことではないなぁと思っていた。世の中は正義だけを振りかざしたところで回るものではない。

上に立つ者として、清濁併せ呑むっていうんじゃなく、必要悪の重要性を見せつける。さて新人刑事の判断は…な、お話。
殉職した父親の事件の真相にも迫るパートも並行しています。

食堂(シーン)が最近観た『犯罪都市』のそれに似ていました😄😄…が、コミカル度は高くはなく、でも新人くんが手錠で繋がれて歌って踊るところはニヤリ(。-∀-)
あと、班長が追ってる悪役(コーヒー麻薬製造者)はなんか優雅なのに、日本のヤクザ(チンピラか)はちょっとショボかったー(笑)
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