吉田

グッバイ、レーニン!の吉田のネタバレレビュー・内容・結末

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

レーニン像が釣り上げられながら母に手を振るようにするシーン、すごく印象的
息子の思い遣りと願望を受け止めて?にっこりしていた最後のニュースシーン良かったな
時代のスピードに合わせて、周りの人も環境も、善悪の判断も変わっていく
母の病が、主人公にとって今まで自分が信じてた「そうはならない」未来を作って、そこに留まるためのかすがいになっていってた
自分が時代と共に変化できないことを屈折させつつ、でもそれを悪だと一蹴せず、変化に追いつかない主人公を責めも褒めもしないのが温かかった

東西ドイツについて知る機会があまりなかったので、オスタルギーという言葉も初めて知った
あとドイツ映画見たのも何気初めてかも
吉田

吉田