グッバイ、レーニン！のきょむのネタバレレビュー・内容・結末

主人公は東ドイツ出身、お母さんがこん睡中の8か月間でベルリンの壁が崩壊して西ドイツのものがわんさか入ってきて。
それを隠そうとするアレックスが健気すぎる。
姉ちゃんもお母さんのことはちゃんと大事に思ってるけど、自分の家族があるからね。ポーラちゃんとか旦那とか。
友人のデニスがめっちゃいい人。ひょうきんだけど友人思いだし。この人は西ドイツ出身。姉ちゃんの旦那も西ドイツ。
それにしても苦労する姉弟だなあ。東西統一してからは、西側のものがあまりにも急速に入ってきたがために格差が生まれたりしちゃったらしいし。
アレックスやアレックスのお母さんみたいにずっと社会主義で育ってきたらそっちが良いって思うものなのかな。
でもやっぱ西より東のほうが自由がなかったんだなあって思ったよ。
お父さんも切ないなぁ。しばらくは連絡待ってたんだよね。再婚して幸せになっても文句は言ないなぁ。
あと音楽がアメリっぽいと思ったら、やっぱりアメリの音楽担当の人だった！こういうの分かると嬉しい。
テーマは重いけど、好きな映画だな。