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グッバイ、レーニン!のokd0812のレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
3.8
ベルリンの壁が崩壊し、東西のドイツが統一され始めた混乱の時代の東ドイツ側のある家族を描いた作品。

ベルリンの壁崩壊時、心臓発作で意識不明状態だった熱心な社会主義論者の母親にショックを与えないよう事実を隠そうと奮闘する息子の姿がコメディタッチに描かれる。

周囲の反対を振り切ってなんとか事実を隠そうとする必死な息子に時折、それはやりすぎだろうと笑わせてもらいました。

実際この時代を生きた人達は混乱しただろうなぁ、というそんな印象。
特に、レーニンの銅像がヘリで運ばれてるシーンが印象的でした。

わだかまりが解消されスッキリとするようなラストは良かった。
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