タイトルのせいで「誰が何から逃げてるのか」と固執しながら観てしまった。
自分の人生を生きている先輩たちほど素敵なものはない。
けどどこかみんな本音を隠していませんかね。
大切なことほど何も言わない、大人たち。
隣人も恋人面男も、一歩間違うと事件性があってなかなかピリつく。
女が安らげる場所は、己が購入した家だけなのか。
主人公が、本作の不倫監督との逃避行を続けるキムミニ本人にも少し重なるところがあって、目が覚めないように自分に言い聞かせているように思えた（監督が狙って演出してるのかもだけど）
単調で物足りないけど、意外と尾を引く。
