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Mercy Christmas(原題)
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『Mercy Christmas(原題)』に投稿された感想・評価

気弱ハゲがクリスマスにカニバファミリー宅に招かれひぃひぃするスプラッタ・コメディ

グロシーンはあまり無いけれど、事後は結構がっつり見せてくれるのが良かったです♪

ミートパイ用尻肉切り出しとか、足オーブン焼きとか!

が、そんなグロよりはバイオレンスなボコり合いの方が激しかったかも(*´艸`)

血糊も赤黒くて大変よろしい!!

英語鑑賞
字幕なし



気弱ハゲ中年マイケル。
上司からクリスマスに仕事を押し付けられ落ち込んでいる。

が、突如現れたパーフェクト美人シンディと仲良くなり、ファミリーディナーに招かれた!

と思いきや、なんと彼女の一家は食人族。

地下にさらに3人も監禁して食べようとしていて……



Merry Christmas Bitch !!!!!

実は上司はシンディの兄。
マイケルは食われる恐怖の前に、クビの恐怖と戦いながら、血塗れの食卓で上司からの仕事を終わらせないとならないという(笑)

地下の3人も個性的。
老人は即死するものの、口の悪いクリスマス大嫌い女子や、何されても全然死なない黒人青年などニヨニヨしちゃいます♪

さらにシンディの元カレが、俺もファミリーみたいな顔して平然とご一緒してるの笑った!

そして後半はマイケルたちが脱出しようとバイオレンスなボコり合いを開始( ゚∀゚)ノ

『RRR』の先駆けかな?っておんぶバトルとか、乳を掴んで捩るキャットファイト等々!!

これはなかなか面白かったぁ♪
気弱で良い人過ぎるあまり上司から、お前クリスマスも仕事な。と社畜に成り下がるハゲ男マイケルだったけど、そんな彼を見兼ねてかシンディという女の子からクリスマスホームパーティーに誘われて彼の心ウッキウキ。

しかし訪れたお家がまさかの食人鬼家族でてーへんだ〜。なホラーコメディ

人が良過ぎる余りクリスマスに社畜させられるという悲しい導入部から、ラストでは食人鬼家族どもに正義の鉄槌を喰らわす怒りのハゲの熱いドラマが何ともクリスマスの暗い気持ちを吹き飛ばす良き映画でした。

詰まるところ人肉シーン、ゴアシーンはそこまでないものの、両足切断されたおっさんを電飾で巻いて背中に担いでのバトルはテンション上がったし、邪悪な食人鬼や上司どもをボコっていく爽快さもアリだ!

突き抜ける面白さやゴアは無いもののキャラクターのクセとホラーコメディがしっかりとしていて軽く見るくらいには丁度良いホリデーホラーかと。

とりあえずこのハゲには幸せになってもらいてぇなぁ
3.6
・ジャンル
クリスマスホラー/コメディ

・あらすじ
クリスマスイヴ前日、冴えない会社員のマイケルはようやく残業を終えた所をパワハラ上司のアンディに更なる大量の仕事を押し付けられてしまう
職場では影が薄く都合良く使われるばかりの彼だったがそれでもどうにか食らいついていた
そしてようやく帰宅するとパーティーを開催するが誘った同僚達は誰も来ない
落胆していた所、唯一訪ねてきた女性がいた
彼女はシンディ、アンディの新人アシスタントである
最初はぎこちない空気だったがエッグノッグを飲み交わす内に2人は意気投合
帰る間際、彼女は孤独なマイケルを思って実家のパーティーへと招待する
イヴ当日、そこにあったのは思い描いてきた理想の光景
美味しい料理と暖かい家族、感動を覚えるマイケルだったがそこに上司のアンディが現れる
彼はシンディの兄でもあったのだ
次の瞬間、マイケルは気絶
目覚めるとそこは地下室、彼は見知らぬ人々と監禁されていた
一家の正体は食人を伝統とする者達だったのだ…

・感想
クリスマスを愛する冴えない会社員がパワハラ上司の一家に標的とされるホラーコメディ作品
クリスマス月間なので鑑賞

低予算なホラーコメディで監禁被害者達がされる事はなかなかに過激ながらゴア描写はさほど映されず物足りなさはあった
一方で解体や”調理“をしながら歓談する一家という分かりやすいギャップや食材となる者であっても仕事はさせ続けるパワハラ上司というシュールな光景は緩く笑えて良い感じ
被害者側も良いキャラ揃いでやかましいのに観ていてしんどくないのでちょうど良いバランスだった
特に後半のおんぶ状態でのバトルは振り切ってて好きw

欲を言えばマイケル以外の被害者達の登場する尺をもう少し増やしてそれぞれに見せ場をもっと与えて欲しかったかな?
あとはやっぱりゴア描写をもっとはっきり見たかった(予算の都合なんだろうけど…)

まぁ何はともあれクリスマスシーズンに緩く観るのには良い作品じゃないかと
テンポも割と良いし