Youtubeの映画チャンネルOpen Archive Productionsでも鑑賞可能な（ただしこのバージョンについては後述）、男女三人組が宝石商の娘である女子高生を誘拐＆生き埋めにして身代金となるダイヤモンドを要求するも、生き埋めの現場を失語症の男の子が眺めていて・・というタランティーノ監督もお気に入りだというクライムサスペンス。監督は「ソルジャー・ボーイ」や「キラー・ビー」の脚本を担当したガードン・トゥルーブラッドでこれはかなりの傑作でした。

三人組のうちの二人は娘の耳を切って親に送ろうと計画するも、一人は娘に危害を加えることを拒否。結局死体安置所でなんとか耳を譲り受けることになるも仲間内で対立関係が生まれ、男の子の方は彼らの車をたまたま発見するも両親（母親がヒステリックで所謂毒親！）に伝えることが出来ないという流れ。

そしてなかなか要求に応じず、「耳」を持って直接脅迫してもあまり覚えた様子を見せない父親。その際明らかとなる父親の思惑は彼が愛人である秘書とイチャつく序盤が伏線とはなっているものの驚きで、並行して描かれる男の子の娘の救出劇はなかなかスリリングなうえに言葉を話す警官の人形を使って電話で会話を試みる所はチャーミング。

最終的には三人組は再び父親の家に向かい、一人は夫人を手懐け結果ある意味夫とおあいこ状態、そして帰ってきた父親を脅し宝石ゲット・・となるも一筋縄ではいかない展開が待ち構えており、ある人物が銃で全てを締めるエンディングは個人的に爽快でした。

娘を演じたスーザン・セネットはクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのグラハム・ナッシュの嫁（後に離婚）だったり、父親の秘書役のフィリス・メジャーはジャクソン・ブラウンの嫁（今作の3年後死去）だったりとウエストコーストロック系関連人物が二人も出演。

上記のチャンネルのバージョンはレイプシーン等約12分程カットされており、やや展開や状況が分かりにくいのが残念ですが今の所日本ではVHSは勿論DVDやブルーレイ化もされておらず興味あれば。
The Candy Snatchers (1973) - Full Movie
https://youtu.be/BIYfNT-4JDA?si=ngUSuDJENBiyM7uJ&t=1

身代金目当てで金持ちの娘キャンディを誘拐し、生き埋めにする3人の誘拐犯★これを自閉症の幼い男の子が目撃していてた！！！
しかも 『娘の命が危ないぞ！ダイヤをよこせ！』 と脅迫しても、キャンディが死ねば相続金がGETできるので継父は脅迫電話に応じようとしない😂😂😂まじクソすぎる
一応 生き埋めはするけど死んだら困るので、空気ができるパイプ付けるよ。そのパイプで遊ぶ自閉症の男の子が可愛いｗ
この男の子こそが後半の見もの！！！おもしろい！！！

• #70年代
• #アメリカ
• #誘拐
• #犯罪

実際の事件にヒントを得たらしい身代金目当ての誘拐の話

鼻眼鏡で登場する犯人がどう見てもポンコツすぎる

犯人のリーダーとキャンディはしっかりオッパイ担当兼ねてます

怒涛のラスト10分

“金は全ての幸福の源さ”と歌うカントリーソングが流れてきて終わる…後味悪すぎる

あの男の子が絡んでこなければ…