ロボットマン

スパイラル:ソウ オールリセットのロボットマンのレビュー・感想・評価

3.5
地下鉄の線路で舌を固定されバラバラになった死体が見つかる。
突如現れたジグソウの模倣犯と嫌われ者の一匹狼刑事の戦いを描くソウシリーズの9作目。
ソウシリーズは全部観ているけど一作目以外の記憶はほぼない。
ソウの魅力は密室や逃げられない状況で死を選ぶかそれとも大きな代償を選ぶかしながら謎を解くことにあると思うけど、いつしか不条理なゲームの結果グロい死に方をするという要素だけが継承されていっている気がする。ここらへんはパージとその続編の関係に似てる。
本作はソウというよりも刑事ものミステリーの犯人がジグソウの模倣犯で、ジグソウのゲームのようなものは飾りとして登場するだけなので「自分ならどうする!?」や「どうすればこの謎は解ける?」といった見方をする映画ではなかった。
ソウシリーズにする必要があったかは謎だけど刑事ものミステリー映画として観ればそれなりに楽しめる。