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3年目のデビューのフジのネタバレレビュー・内容・結末

3年目のデビュー(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【2020#049】
 「ひらがなけやき」から現在の「日向坂46」に至るまでのドキュメンタリー映画。欅坂46のアンダーとして長濱ねるたった1人から始まった「ひらがなけやき」の道のりは平坦なものではなかった。アンダー扱いだけでなく、方向性の不一致やメンバーのスキャンダルや休業、長濱ねるの兼任解除など、これまで彼女たちに立ちはだかった数多の壁。それでもハッピーオーラを忘れず、ここまで貫いてきた爽快な彼女たちの記録。


 今の彼女たちを見ていると、今まで辛いことなんかなかったんじゃないか。そんな風にまで思えるハッピーオーラの裏側には壮絶な挫折や悔しさがあった。
 確かに、欅坂46が注目されるうらで不憫だなとは少し思っていたが、それは想像を絶するものだったんだなと改めて感じた。でも、それを乗り越えた方\らこそ今のチームワークや人気につながっているんだなと思った。
 やはり長い間一線で活躍するには下積みの経験が不可欠だという自論があり、それは日向坂46に当てはまるとかねてから思っていた。しかし、劇中で「青春の馬」の振り入れをする際に多くのメンバーが方向性を見つけて泣いていたシーンを見て、このグループはこれからとんでもなく化けると確信した。素で泣いた。。。
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