みゆき

母とわたしの3日間のみゆきのレビュー・感想・評価

母とわたしの3日間(2023年製作の映画)
3.8
亡くなってから3年目に3日間の休暇が与えられ故郷に帰ってきた母と生前ぎくしゃくしていた娘。
ベタは承知の上、キム・ヘスクとシン・ミナが織り成す奇跡の3日間を楽しむ映画。

先日「ミッシング」を観たばかりなので「母と娘」というワードに敏感になって
いて号泣する予感しかない。
キム・ヘスクとシン・ミナが親子の情でこれでもかと泣かせにかかる。
ところがこの感動を邪魔するめちゃくちゃ恐ろしい敵がいるんです!
「リトル・フォレスト」以来の凶暴な韓国飯テロ映画。
ここまで悪い奴とは聞いてなかった💦
韓国の田舎の家庭料理って何であそこまで美味しそうなんだろ?
もう脳が食べたい食べたいとしか信号を出さない。
感動に使う予定だったエネルギーがチャプチェと餃子に奪い取られて、全神経が胃に集中する😅
結局私は泣けなかった。
キム・ヘスクにもシン・ミナにも色々申し訳ない。
修行し直します。

死んでから3年目に休暇で3日間この世に戻れるって素敵なシステムだと思う😇
家族にも会いたいけどどうせなら韓国にも行きたいしいっその事ハワイでも行っちゃう?
一緒に地上に降りてくるあの世のガイド役のカン・ギヨンの影が薄い。
もっと目立っても良かったのになぁ。
そしたら泣けたかもしれないのになぁ。
みゆき

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