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DAU. 退行のirukagalのネタバレレビュー・内容・結末

DAU. 退行(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ナターシャよりは疲れなかった。目線が移動するように手持ちカメラで発言者を追うカメラワークは酔いそうでもあり、その場にいるような臨場感がある。
超人という人間を作ろうとする時点で歪な世界。深くは理解できていないけど国の成長率?についてのシュミレーションがおもしろかった。自由に知識を得られ、情報は共有される程国家は成長する、秘密主義の否定、退行!共産主義を宗教に例え論じる皮肉。
猥雑さを超えた性的搾取も行き過ぎたナショナリズムも大概だし、科学や知識が至高と言いながら人間とその痕跡を全て残らず消す野蛮じみた行為にうんざりした。まだまだあるかと思うと頑張りたいけど付いていけるか不安すぎ。
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