このレビューはネタバレを含みます
凄くいい映画でした。
サンドイッチと交換した1冊の本がこんなにも命運を分けることになるとは。
最後、途中から単語=人物名を文字って作っていたけど、まさか人物名をフルネームで、しかも2840人(語)も覚えていたとは…。
聞いていた相手(米軍?)もまさかという疑いの表情から驚きの表情に変わり、周りの人々も手を止めてそれを聞き入るシーンは本当に涙が込み上げてきた。
ジルの言う通り手を汚さずとも大尉も同罪と分かりつつも、あんなに一生懸命覚えたペルシャ語(造語)がペルシャ人に全く伝わらなかった時の、真実を知り悲しさと悔しさと怒りとが凄く伝わってきて同情してしまった...。