やね

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のやねのレビュー・感想・評価

3.0
大尉の詩が美しかった。彼が死に追いやることに加担した人々の名前の響きで、彼はその響きを美しいと言って詩を披露する。他の地で穏やかな暮らしを望んでいるのが切ないし、やるせない。
アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮であるっていうアドルノの言葉が思い出されるシーンだった。
大尉にとってジルは未来の平穏と希望の象徴だったんだろうな
やね

やね