アル

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のアルのレビュー・感想・評価

3.6
戦時中のナチスの状況を描いた作品だが、今までの作品とは少し切り口が異なるように感じた。
ナチス側の人間味も描かれている分、人間の残酷さが感じられる。

1人のユダヤ人に気を許し、目をかけて助ける一方で、収容者を名も無き集団といい、すぐ傍で行われる虐殺には自分を関係ないという…歪で悲しい関係性だと思う。

ただ、主人公によって、
名も無き集団から、1人1人生きた人として蘇ったようで嬉しかった。
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