すあまさえ

ありあまるごちそうのすあまさえのレビュー・感想・評価

ありあまるごちそう(2005年製作の映画)
3.8

興味がある人は「いのちの食べ方」や「フード・インク」も合わせて鑑賞されてますよね。

私も「いのちの食べ方」は観ており、本作もずっと気になっていたんです。
考えさせられますよね。
ショッキングな映像も多いですよね。

けど、動物を食べるって、機会がやるにしても、自分が締めるにしても、命を頂くってああいうシーンは避けられないからね。
誰かにやってもらってるだけで。

監督はネスレが嫌いなんでしょうか。
そしてめちゃくちゃネスレにとってマイナスイメージになる使われ方だと思うんですが、ネスレは本当に容認してるんでしょうか。いいのか、いいけど。

とうもろこしってよく燃えるんですね。
青い光は鳥には見えないんですね。
有機栽培では無いものを食べて体調を崩した人は1人もいないんですか。

どなたかのレビューにも書いてあったけど、ビジネスは利益を出さなきゃいけないから「効率」が求められる。でも生きることは「非効率」なものであって、バランスを取るのが難しい。
人間は強欲だから、お金がないと生きていけないと思っているから、株主を納得させないといけないから、判断を見誤る。

みんな安いものが好きだ。
けど、本当に突き詰めて考えた時、一つ一つの判断で世界を変えることが出来るかもしれない。

とも思うけど、今を生きるのに必死な私達は、やっぱり安いものを選んでしまう気もする。そんな奥まで、深くまで考えられない。

葛藤だね。

でも、知ることが大事だよね。
すあまさえ

すあまさえ