段差インザダーク

ありあまるごちそうの段差インザダークのレビュー・感想・評価

ありあまるごちそう(2005年製作の映画)
4.0
わかってはいたもののしんどい内容。
搾取せず搾取されず、自給自足で必要な分だけ摂って生きたいが、なかなか難しい。でも難しいからって諦めずに自分が共感出来る生産者からものを買って生きていきたい。
生き物扱いされない鶏が出てくる。肉を食べるにも、残酷過ぎて自分では捌けないなら食べるべきではないと思ってしまうこともあるが、せめて必要最低限、自分達が食べられる分だけの命を、なるべく苦痛のない方法でとりたい。
作品内では電気ショックで気絶させてから絶命すると言っていたが、日本は未だ気絶すらさせない。
大量の食物が棄てられる一方で、豊かな農産物が取れる国で飢餓に苦しむ人達。
自分に何が出来るか、考えながら実行していかなくては。