このレビューはネタバレを含みます
映画の番組でチラッと紹介されていて頭の片隅に引っかかってた本品を、事前情報なしで鑑賞。ジェイソンやフレディのようなキャラが立った感じのホラー映画かと思ったら、主人公が新たなキャンディマンになっていく話だった。ただし、普通のホラー映画とは違い、黒人人種差の悲しい物語が主。そのせいでどうにも中途半端な感じに思えた。影絵の演出はいいし、アートを絡めて小洒落てるのはいいんだけど、いかんせんキャンディマンの出番があまりないので怖くないのが難点。殺人シーンも間接的だし、女子高生たちのシーンも唐突だし、ジワジワ追い詰めるのがないので、ハラハラ・ドキドキが足りなかった。まぁ、主人公がキャンディマンになるから、命は狙われないから仕方ないけど…。鑑賞後に分かったが、本作は1992年版の続編なのね…。1992年版を観てたらもっと楽しめたのかなぁ？
