ゴン吉

日本侠客伝 関東篇のゴン吉のレビュー・感想・評価

日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)
4.0
高倉健と鶴田浩二による任侠の世界を描いた「日本侠客伝」シリーズの第三弾。
高倉健が主演、南田洋子と富司純子がヒロインを演じ、長門裕之、北島三郎、丹波哲郎、鶴田浩二らが共演。
マキノ雅弘が監督を務める。 

大正12年、関東大震災により魚市場は日本橋から築地に移った。その翌年、外国航路船の機関士を務める緒方勇(高倉健)が築地を訪れる。緒方は、小揚の磯村松夫(長門裕之)と知り合い、酒に酔って翌朝寝過ごして船に乗り遅れてしまう。緒方は磯村の紹介で、船が戻ってくるまで築地の仲買”江戸一”で働くことになる。しかし築地ではヤクザの石津一家が新たに組合を作り、水産局長と結託して魚市場を牛耳ろうとしていた。そんな折、磯村の兄貴分でヤクザの江島勝治(鶴田浩二)が旅から戻って来る…

高倉健が漢気あふれる役を演じ、鶴田浩二が貫禄いっぱいの頼れる兄貴でカッコいい。
若き北島三郎が”三郎鮨”を営む寿司職人のサブを演じ、彼の歌声を満喫できます♬
一方、南田洋子演じる”江戸一”の女社長がヤクザ組織を相手に奮闘し、男たちがそれを支えながら恋物語を繰り広げてストーリーを盛り上げる。
終盤では高倉健と鶴田浩二がそれぞれ大暴れして決めてくれますが、最後は二人揃ってやはりそうなりますね。  
「こいつはすぐけえってきますよ 待ってやってくれますよね」

2023.11 BS12で鑑賞  
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