このレビューはネタバレを含みます
【2020#055】
建築士である石川一登(堤真一)がデザインした邸宅に暮らす妻の貴代美(石田ゆり子)、規士(岡田健史)と雅(清原果耶)は普通の家族。しかし、ある日突然規士が家に帰ってこなくなり、連絡も途絶える。その頃、規士の友達が遺体で見つかる事件も起き、周囲は規士が起こしたのではないかと推測。安否が分からない不安に加え、連日のマスコミの押しかけや周囲からの冷ややかな目が積み重なり、一家は疲弊していく。
その後、関係者が見つかったことにより事態は明らかに。規士はもめごとの仲介に入ったが、上手くいかずに殺されてしまっていたという無残なものだった。
終始暗い感じで救いもあまりない作品だった。岡田健史もほとんど出てこないし...。演出とはいえ、マスコミがより一層嫌いになる映画でもありました。