ごろり

アイヌモシリのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

アイヌモシリ(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

凄く静かに燃えている綺麗な映画でした_(:З」∠)_
観る人によっては退屈なだけの映画になっちゃうかも!!
ドキュメンタリー映画寄りかな??
みんな大好き「ゴールデンカムイ」を読んでアシㇼパさんの最高にわかりやすい解説が頭に入ってると観やすい作品だと思います_(:З」∠)_

とにかく主人公のカントを演じた下倉幹人さんの眼力よ(;//́Д/̀/)ハァハァ
力強く荒々しくもあるんだけど、とても澄んでいて凪いでいる不思議な眼をしていて、暫く頭にから離れませんでした!!
カントとデボがキャンプに行くシーン、大木に手を当てて何かを思うカントが印象的でした_(:З」∠)_

今回のメインとなる〝イオマンテ〟
ざっくり説明するとキムンカムイ(山の神)である熊を捕らえてお世話をして、人間界は良い場所だと思ってもらい、殺すことによって神の国に送り返し、神の国で人間界は良い場所だと他の神々にも伝えてもらい、また恵みと共に再訪してもらう儀式って感じかな??
「ゴールデンカムイ」で描かれたようなことしか知らないからなんとも言えないけど、今作はお世話シーンが少なすぎな気がするんだよなぁ_(:З」∠)_
狭い檻に閉じ込められて、リンゴとかを与えられているだけ
それで本当に人間界は良い場所だと思って帰ってもらえるのかな??
現在は行われていないみたいだけど、実際はどんな感じで行われていたのか気になりますね!!

まだまだ知識はないけど、もっとアイヌのことが知りたくなるようなキッカケになる良作だと思います!!
アイヌ関連の他の作品も観てみようかな_(:З」∠)_
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