夏色ジーン

青くて痛くて脆いの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
3.4
感想川柳「傷付いた 自分で言うのは ちとダサい」

レンタル店でパッケージ借りでした。_φ(゚Д゚ )

コミュニケーションが苦手で他人と距離を置いてしまう田端楓と、理想を目指すあまり空気の読めない発言を連発して周囲から浮いている秋好寿乃。ひとりぼっち同士の大学生2人は「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル「モアイ」を立ち上げるが、秋好は「この世界」からいなくなってしまった。その後のモアイは、当初の理想とはかけ離れた、コネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルへ成り下がってしまう。そして、取り残されてしまった田端の怒りや憎しみが暴走する。どんな手段を使ってもモアイを破壊し、秋好がかなえたかった夢を取り戻すため、田端は親友や後輩と手を組んで「モアイ奪還計画」を企てる…というお話。


あの「きみの膵臓をたべたい」の住野よるが
キミスイの価値観をぶっ壊すために書いたとなれば
気になってしまいます(´・(ェ)・`)

予告で「秋好はこの世にいない」というので
どんな復讐劇が繰り広げられるのかワクワクしてましたが

想像とはかなり違ったものになりました( ゚A゚ )


まさに「青くて痛くて脆い」( ´Α`)
人生こじらせてしまう時期もそりゃあるよね

理想だけで生きられない
力無き正義は無力ということを
いつか思い知る時が来る( ゚ 3゚)


先入観って使いようによっては
物語の伏線にできるんだなと改めて認識させられました( ゚∀゚)

後半の登場人物への印象の変化は
とても興味深い(*゚Д゚*)

人は色んな仮面を使い分けながら生きるもんですが
それが苦手な人もいる(^o^;)

みんながなりたい自分になれたら
世界は変わりますよね( ゚∀゚)ノ良くも悪くも

でも全員がなれないからこそ
世界は面白いΨ( ̄∇ ̄)Ψ

ただなろうとする努力が世界を変えるかもしれない( ´ー`)

キミスイの価値観をぶっ壊せたかどうかはまぁ置いといて
ラストはなかなか興味深かったです(‘ε ’)

自分的には松本穂香が良かったなぁ(* ゚∀゚)
光石研も相変わらず良き


気になるセリフ
「人って誰かを間に合わせに使ってるんじゃない?」


んでまず( ´∀`)/~~