KajitaMai

ミッドサマー ディレクターズカット版のKajitaMaiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良いとか悪いとかの評価ができる映画じゃないからスコア付けにくいけどとりあえず!

怖いと思うのは異質だから、この習慣が彼らにとって普通だよ、とクリスチャンがダニーを宥めるシーンや、村人が"私たちにとってはこれ(アッテストゥパン)が大いなる幸せ"ってセリフがあって、村人には全く感情移入を出来ずに物語が進んでいった
でも最後の火あぶりに志願した人が火に包まれるときに恐怖と苦痛に耐えられず叫ぶシーンで、生命は輪廻、死を恐れる必要はない 生贄に志願するのは素晴らしいこと と洗脳されていても死への恐怖や苦痛は感じていて、それでも誰にも言えず伝統を守らないといけない立場にあるのではないのかなと思ったりした

凡人には考えつかないような不快なシーンがたくさんあって観終わったあと若干の胃もたれと疲労を感じる映画だった
実生活が上手くいきすぎて幸せで困ってしまう人にとっては良い刺激になりそう

彼氏の名前がクリスチャンってtheキリスト教人な名前もホルガと相反してていいね!って感じ

逆さの映像を観ながら低音を大音量で聴くと気持ち悪くなることがわかった
人を不快にさせる手法ってたくさんあるんだなーと勉強になった170分でした
KajitaMai

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