このレビューはネタバレを含みます
チャップリンの映画鑑賞は3作目です!
何と言っても音楽が素敵…
笑いと風刺が混ざって喜劇の中に哀愁漂うところが映画に深みを出していると思います。
ラストは含みをもたせて終わりますが、、
どうしてもその前にイケメン紳士を登場させたところが
個人的には引っかかる…!!
盲目として社会的弱者だった彼女でさえ、
目が見えるようになったことで
(持ち前の顔面偏差値も有り)
最後は浮浪者のチャップリンに
哀れみの花とお金を渡すんですよね…
あれは慈悲というより哀れみなんですよね…
「花を渡す」という同じ動作が冒頭とラストで
こんなにも真逆のシーンに見えるなんて…
チャップリンの事なのでここまで計算済みなのでしょう
自分で考えずに何でもすぐに答えを求める
インスタントな現代だからこそ
分かりやすい答えを簡単に与えず
観る側の人間に任せるこのような映画を
もっと広めたいです。