いいっすね。
いいし、おもしろいし、感動もあるし、とてもいい映画でした。
ストーリーはロボット系のSF映画ではよくあるものですが、これはロボットを題材にした家族愛を語るお話です。
子供の成長にうまく対応できない父、父の理解のなさを諦めざるを得ない娘、見守る母、息子、そして犬。
父も娘もお互い嫌いじゃない日々を過ごしていたはずなのに、大人になり、なぜかいい関係でいることができないのは見ているこちらとしてもなんとも歯がゆいものです。
父の届かぬ想い、娘の届かぬ気持ちが困難の中でお互いを見つめ直し、見直す機会を得ます。
気持ちのすれ違いというのは、ほんとちょっとしたことなのかもしれないです。
お互いの本当の気持ちを知ることができれば、お互い何の問題もなく、いい関係でいられるのに人って難しいですね。
親と子という切っても切れない関係なのですから、誰しもがうまくいってほしいとお願いばかりなのです。
困難なくしていい関係を保つには、日々の在り方、接し方が重要なのでしょうが、長い年月、一緒にいたりすると気づかずして、少しずつずれていったりしてしまうんでしょう。
娘を観察をして注意深く生きていきたいものですが、それでもまあうまくいかないことだってある。
そんな時は無理せず流れるままに流されてみて、何かの機会が解消してくれたりするのを待ってみるのもいいかもです。
いざという時まで子供にたいする愛情を絶やさず、想い続けてあげればいいんでしょう。
なんだか、まとまりのない文書となりましたが、改めて、とてもいい映画でした。