人が羨むような金持ちと結婚したハンターだったが、じわじわと孤独とモラハラに蝕まれる。
swallow(飲み込む)の題名通り、ビー玉に始まり、ピンや電池まで飲み込む。しかもそれをコレクションするって。
冒頭からさまざまなメタファーを散りばめてあり、全て分かったわけでは無いけどラストに向かってまとまりのある作品だった。
ヘイリー・ベネットのゆったりとした静かな表情の中に、不安や恍惚などの表現がとても良かった。中でもラストの対面のシーンは引き込まれる。
ちょっとわかりくい部分があるけど、ヘイリー・ベネットの魅力が引き立つ不思議な作品。この監督の次回作も見てみたい。