世代的にもぴったりで、随所にいたい共感が刺さる。今の自分とも重なる部分もあり、自分にとっては少しヘビーな作品だった。
自分でもいつからか思っていた、ふつーが無個性で嫌だったのに、いつのまにかそんなふつーに憧れたり。自分の人生には映画のような出来事は無いけど、ちょっと言われた言葉を反芻していたり。そんな瞬間を切り取ったような映画。
音楽やファッション。恋人たちの連絡の取り方も変わり、こうしてみると価値観も大きく変わってきているのかも。
森山くんの素晴らしさはもちろん、周りを固めるキャストもとても良かった。(萩原聖人に気付かずでしたが…)
あまり邦画を見ない方だけど、これは洋画では味わえない。これを機に邦画も中心に観てみようかと思わせてくれる作品だった。
おじさんでもエモさ感じていいよね。