このレビューはネタバレを含みます
『異食症』というものを初めて知った。
完全に自傷行為だけど、本人の中でのキッカケは「何か新しいことにチャレンジすること」。
この辺りが歪んでて、終始息苦しい。。。
自分の出生が求められたものじゃないとわかった時から、きっと自分の『生』はあってはならないもの・恥ずべき存在という風に埋め込まれてきたんだろう。。
そこの裏返しで、より周りからみたら幸せだとされるものを手に入れたんだろうし、実際それで幸せだと自分で自分に言い聞かせてきたんだろうな。
でも普通に幸せだったらそれでも良かったんはずなのに、1番近くにいる家族が誰も自分のことを対等にみてくれない環境なんだもんなー！！！
無理無理無理！！！
ラスト、全てから解放されて、トイレから出ていくショットが印象深い。
異食症のシーンは苦しすぎて、一緒にオエオエしてしまいました。。。
