異食症。飲み込む唾が痛く感じさせる。
傍から見れば幸せそうなハンター。綺麗な服を着てプール付きの豪邸に住む奥様。｢こうしなければならない｣｢こうならなければならない｣と、ハンターが自分を押し殺して孤独になっていく姿がとてもリアル。誰かがもっとハンターの話を聞いてあげるだけでも結末は違ったんだろうなと。
他人事じゃなく思えて結構辛かった(誰にでも起こりうるから)。あらすじや予告だけ観てると鋭利な物でも何でも飲み込んでしまう痛々しい描を楽しむ映画なのかと思ってたけど、それよりももっと人間的なストーリー性があった。
特に終盤の"ある人"との会話シーンは画面に引き込まれた。ヘイリーの演技も良かった。
下手なスリラー映画やホラー作品観るよりメンタルやられる。
