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ファイブ・イージー・ピーセスのucandoitのレビュー・感想・評価

2.0
1970年 ボブ・ラフェルソン監督

まずまずの家庭に育ちピアノも上手なのに漂流するボビー(ニコルソン)の話。
パッパラパーなカフェの女レイ(カレン・ブラック)とその妊娠。
折り合いが悪く家を出たが認知症で生い先短い父親に会いにシアトル近郊の生まれ故郷に帰るロード・ムービー。
理屈っぽいヒッピー達。
同じく頭でっかちなインテリ女。
下品なレイ。
兄の恋人(スーザン・アンスバック:実際に私生児をもうけた様だ)との情事。
居場所がないボビーは漂流を続ける。
登場人物の誰にも共感できない。
よってあまり良いと思えなかった。
この年は20歳だった。
時代の雰囲気は分からないでも無い。
しかしこんな気分に酔って作った作品に感情移入できない。
若い頃(33歳)からニコルソンは表情過多で気持ち悪いなあ(嫌いでは無いけど)。
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