ハッピー・オールド・イヤーのはるのネタバレレビュー・内容・結末

断捨離がテーマの映画。
断捨離を通して、主人公のジーンを取り巻く問題も一緒に精算していく話。
ジーンはちょっとデリカシーが無くて、勢いで行動しているような印象を受けた。家を掃除していく中で友達から借りパクしたものがチラホラ出てきたり、元彼に対しても不誠実だった。

最終的に人間関係も断捨離したんじゃないかというくらい、ジーンは色んな人との関係性を悪化させていくのだが、少し荒々しいものの前には進んでいるのかな…？という感じ。

家にある物にも人間関係にも言えることだけど、手をつけずに曖昧なまま放っておいてしまう方が楽だなと思う。それでも時には向き合って自分で決断することや白黒はっきりすることも大切で、断捨離を通してジーンは自分が人にやってきたことを少し理解したのではないかと思う。

個人的には断捨離推奨派なので、なんか観ていてスッキリした映画だった。