みん

君の心に刻んだ名前のみんのネタバレレビュー・内容・結末

君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最後の長回しのシーンはこのまま終わらんといて〜!って願ったな。時間が経っても、会えばすぐにあの頃に戻ったような描写と、現在から過去に遡るエンドロール、どこまでも素敵。ふたりでばかなことをして、本気で愛し合っていた高校時代。ジアハンの愛は、バーディーにも、神父様にも、私たちにも紛れもない愛としてうつってた。なんて真っ直ぐな愛なんや。でもお互いを想うが故に相手を傷つけて、嘘をついて、それは誰でもなくその愛の形を認められない世界のせいやのに。はしゃいだ海とか最後の電話とか、綺麗な映像と音楽が切なさを倍増させてた。あの頃の思い出が、映画のように、少しでも美しいものとしてふたりの胸に刻まれますように。いい映画やったなあ。
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