Keitan

スカイ・クロラ The Sky CrawlersのKeitanのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

押井守監督。
公開時に見て以来、久しぶりに視聴。思った以上に面白かった。
アニメではありえないくらい淡々と抑えた演技。次第に分かってくる子供達の謎。CGの空中戦だけが派手なアクションで描かれる。
結局、彼らは戦争というショーのために造られたクローンだった。彼らが戦争で死んだら、同じ人間のクローンが補填されるという仕組みだ。それはどこか現代を生きる終わりのない日常への閉塞感を暗喩していて押井作品のテーマのひとつだと思われる。それでもその壁に抗いラストは主人公カンナミがティーチャーと呼ばれは敵のエースへと挑み散る。押井作品としては割とハッキリ前向きなラストで驚いた。

ティーチャーと呼ばれる男はカンナミの元の人間で、その男との間に草薙は子供をもうけた?
Keitan

Keitan