スカイ・クロラ The Sky Crawlersの作品情報・感想・評価・動画配信

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」に投稿された感想・評価

waka

wakaの感想・評価

3.8
ゆっくりと物語が進むにつれ、段々と世界観や設定が分かってきて、その残酷さに辛くなった。
モニター越しで戦争を見て、それで平和を実感する大人たち。今の世の中にも言えることではないかな…
淡々としている主人公の、生きろというメッセージが強く心に残った。
死んでも永遠と続く命を、主人公は挑み続けることで、その先の何かを変えることが出来たのだろうか。
原作を読んでみたい。
Sho

Shoの感想・評価

3.6
押井守色は控えめの今作
スカイ・クロラ2が制作されることを願う
てるる

てるるの感想・評価

3.6
原作未読だけど、劇場に観に行ったやつ。

押井守作品て攻殻機動隊が飛び抜けて最高だけど、それ以外は結構微妙なの多し。

でもこれは主役2人の声の演技が引くほど下手ってこと以外は普通に面白かった。
加瀬亮も菊地凛子も俳優・女優としては好きなのに。

ストーリーは絶望に溢れてる。
人間同士が戦争を行わないように、企業同士の戦争ゲームが行われている世界。
そこで犠牲になっていくキルドレと呼ばれる子供達。

押井作品特有のどこか無機質なキャラや世界観。

この世界の皮1枚めくったら、この世界の真実を知ってしまったら、絶望しかないんじゃないか。
そんな空気感を常に漂わせてくる。

これが好きか嫌いかで評価は割れるかも。
あと主人公丸顔すぎない?

空中戦は結構迫力あって、このあたりはやはり劇場で観て良かったなと思った記憶。

でもいい加減アニメ映画に俳優・女優あてがうのやめたら?て思う(芸人もだが)
諸外国と違って、日本には声優という立派な職業の人達がいるんだから餅は餅屋に任せればいいのに。
FREDDY

FREDDYの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる中、思春期のまま戦闘機のパイロットとなることを余儀なくされた通称“キルドレ”たちの運命を描いた、押井守監督が手掛けた長編SFアニメーション作品ということで。まず触れたいのは、本作はとにかく説明不足で物語の背景があまり見えてこず、登場人物らは言葉数少なめで感情に起伏がない上に、思春期を過ぎてから成長が止まり、永遠に生き続ける「キルドレ」と呼ばれる存在にも焦点が当てられ、"表面上の出来事"は見ての通りで理解は出来るのだが、詳細がいまいちピンとこないので出来事の"裏付け"が難しい。それでいて描かれている物語も淡々としているので、本作に魅力的なものを感じる前に退屈で挫折してしまう人もいるのではないでしょうか。あと、どうしても気になってしまうのは、違和感でしかない声優陣。草薙水素や函南優一などといった主要人物を演じた菊地凛子や加瀬亮の声の演技がどうもキャラクターに馴染んでいないと言いますか、お世辞でも上手とは言えない程度のものなので、感情移入は到底無理かと。ただ、戦闘機での空中戦は迫力があり、映像に関しては申し分はないですし、前文で触れた「キルドレ」という不思議な存在から"永遠に続く日常"という題材を導くことができれば、無機質に感じた物語の印象がガラリと変わり、考えさせられる面白さが。本作は人を選ぶかもしれないが、個人的には最後まで楽しめましたね。劇中で使用されている音楽も印象的で良かったと思いますし、少々オススメは難しいかもしれないが、観る価値はあるかと。
yachtfilms

yachtfilmsの感想・評価

3.3
話が長い。ラスト30分でようやく話が動き出す。テーマ性は面白い。キャラデザや声がイマイチしっくり来なかった。キルドレってキルチルドレンの略なのかなと思ったりした。
メンヘラ女上司に翻弄され命を落とす男たちのフェニックス・ロンドって感じ。
設定が設定だっただけに、せめて大人と子どもが分かるレベルの作画だったらありがたかった。「え、子ども?ん?」ってなる。でもぺたっとした人物と対照的なリアルで精密な戦闘機の描写のギャップはすきだったなぁ。人の内面を描く作品だったわりに設定自体に「?」が多すぎた。
結局何かを変えようとしても、どれだけ感情を剥き出しにしても、何も変わらず同じことを繰り返していくって終わりはすきだった。

このレビューはネタバレを含みます

こんなに絶望感を感じた作品は初めてかもしれない
それなのにずっとこの世界に浸っていたいとも思う


同じ時代に今も何処かで誰かが戦っている現実感が人間社会の要素には不可欠な要素だから。
本当に死んでいく人間がいて それが報道されて その悲惨さを見せつけなければ平和を維持していけない。平和の意味さえ認識できなくなる。

見たいものしか見ず、見たくないものは自分の世界から消す。同じ時代に今も何処かで誰かが戦っている事実にすら興味を示さない人々について伊藤計劃は語っていたのに。
utkt

utktの感想・評価

-
 戦争が現実感の維持のために必要で、それが商業的に行われているって設定に説得力が感じられなかったけど、意味内容と無関係に印象に残るシーンがいくつかあった。函南が戻ってこない空のシーンが特にそう。エンドロールの後にループのシーンが描かれるのは、少し残酷な気もする。
 戦闘シーンの映像の質感が凄かった。「リアリティを担保するための戦争」として拘った部分なんだろうと思う。押井守にしては絵がのっぺりして感じたけど、顔を洗って戻ってきた草薙の絵はおおってなった。
 何よりも、スペア外してドヤ顔で戻ってくる草薙が、はちゃめちゃに素敵。
2008/08/07

 年が年なので、最近は何でも観る訳ではありませんが(^_^;) 結構アニメは好きな方です。でも押井監督作品は観たことがなかったかも・・・「攻殻機動隊」「イノセンス」、興味はあったが観てはいない、だから「スカイ・クロラ」もこれといってな~・・・と思ってた矢先、思いだしましたよ!!! あの名作「うる星やつら2・ビューティフルドリーマー」を作った人じゃないですかっ!!!! テレビ版も好きでしたが、映画のあの独特の世界観には子供ながらにもの凄いインパクトを受けた記憶があります。なので俄然観る気が湧いてきての今回の鑑賞でした。

 いや~・・・淡々としてるな~。。。睡魔と戦うのに必死でした(まぁお昼食べた直後だったのもよろしくなかったか?)。 前半から謎はあれど、まぁもの凄く追求したいほどではなく、空中戦の迫力は圧巻ながら、あっさりとしたキャラ達。あらすじで感じたほど「戦争ゲームのキルドレ達 対 平和な世の中」というのも描かれていなく・・・とにかく淡々。後半になるにつれて徐々に謎が明かされていきますが、なんとなく想像出来ていた範囲で。

 そして一番退屈してしまった理由は、私にとってはキャラの魅力のなさだった。絵的にもそうだし、内容的にも。主人公カンナミの凄腕パイロット振りは正直よくわからなかったし、戦闘になるとみんなヘルメットをかぶっているから同じに見えてしまい(メットに書かれている字を覚えればいいのだが、別に名前の訳ではない)・・・。監督が言いたかったであろうキルドレ達の切なさは感じたが、正直「空がきれいだな~」とボーーーと感じる程度で終ってしまった。

 先日テレビで見たが、この試写会の第一弾はどこかの学園祭でやったらしい。試写が終った後に監督が登場し、学生に「どう?おもしろかった?」と問いかけたのだが、もの凄い反応が薄かった。納得。つまらなくはないのだが、なんとも返事に困るのは確かだ。

 ボロクソ書いてしまったので、一ついい事を。谷原さんの声優としてのスキルはなかなかのものだと思う!
微妙にクドいボウリング描写、重いものを投げる力感、ピンに当たる衝撃、ゴトゴト還ってくる球。繰り返し。触覚的体感がズレてやって来ること。喫煙の、吸ってから肺胞にしみわたり、吐き出す、実感が遅れてくること
生きている実感と、そこから隔てられている齟齬感覚。人体が破壊されて、生きるという実感を得ること。塚本晋也の興味と近い

『スカイ・クロラ』も『戦闘妖精・雪風』も、原作にある独特のリリカル。これは戦闘機にかかわる一定のものなのか。しかしこのアニメ版は少しちがう空虚なセンチメントがある
森博嗣的な対話のリ・アクションの知性は、押井守的知性とは相性が良くない
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