スカイ・クロラ The Sky Crawlersの作品情報・感想・評価

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」に投稿された感想・評価

なんだか好きな映画シリーズ🎬

この映画無理って人の気持ちも痛いほどわかるw

ラスト直前のカンナミくんのセリフが好きなんですよね

「いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことができる。
いつも通る道だからって、景色は同じじゃない。
それだけではいけないのか。
それだけのことだから、いけないのか。」

これ聞くたびに泣いちゃうんです、😢
映画の今までのシーンのフラッシュバックと共に、なんで生きてるんだっけって?っていう苦しみに少し許しみたいなものをもらえた気がして、、

川井さんの曲もとってもよかった

あと、夜中にこの映画を付けっ放しで寝るとよく寝れるのでおススメです👌👶🏻
死ぬ、殺す、殺してほしい、の問答のあとの「生きろ」の烈しさ。
戦闘シーンは敵も味方も入り乱れてわけが分からなかった、トップガンとか観た時もそうだったけど。
それと自分が投資している戦争企業の兵士に向かって無邪気にインタビューする姿はグロテスクだが、いまの現社会の人々の意識もそれと大差ないのではと思った
押井守の映画の一つとしてみると、いつも以上に意味不明で退屈だが、森博嗣の小説の映画化とみると素晴らしい出来。
戦闘機の細かい描写や戦闘シーンにこだわりを感じる。
でもキャラデザは微妙かも。
ヂミー

ヂミーの感想・評価

3.0
原作未読、展開がたぶんだけど…原作とは違うんじゃねえかと言う感じがした。だから私の解釈も違う気がする。飛行機乗りの子供として生まれ大人になれず、戦死することが美徳であると天命づけられたような。ひとたちのはなし??最後急に同じテンションでさらっと遺伝子…のこというから、お、おう?!となった
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.1
永遠に大人になれず、戦争ごっこで消費されていく「キルドレ」の生への絶望や諦観、閉塞感、その中で問う存在意義や見い出した意志などを、静かで美しいが異様な、一種独特の雰囲気で描いている。
正直、思っていた以上に内容より雰囲気映画と化している。原作を読んでいないから又聞きだが、雰囲気は原作に大変忠実らしい。しかし、主題にフォーカスが当てられているとは言い難い流れと薄らぼんやりした描き方から、監督の「若者に伝えたいこと」が、対象に入る若者にも、これではたして伝わるのか、かなり微妙。
はせ

はせの感想・評価

-
『GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』に続いて押井守監督作品。これ一番難しいっす…。「若者に生きる意味を伝えるための作品」だそうです。

キルドレという大人にならない子どもたちがいる世界。彼らの精神は大人びてるというより達観している。NARUTOの作監してた人がキャラデザしてるのでまんまNARUTOキャラに見える。彼らは日本人名だが、どう見てもヨーロッパ人たちの住む土地にある基地で生活し、プロペラ機に乗って定期的にドッグファイトをしている。この世界では企業が戦争を請け負ってるらしく、ショーとして駆り出されているようだ。そしてなぜか、戦死者が出ても次々と補充人員がやってくる…
↓以下ネタバレ



優一は人為的な輪廻転生の中で何も変わらない状況を理解し、打開しようともがくためティーチャーに挑んだ…のかな。終盤の優一のセリフ、「ティーチャーを撃墜する」という字幕で"I kill my father"と言うのは、ティーチャーがジンロウと優一のオリジナルってこと(を優一が悟った)?
そもそも僕らが映画を観るのは、それに非日常という娯楽性を求めるからだという前提で語るけど、この映画は徹底的にキルドレ達の日常を描いていて、戦闘シーンはごくわずか。要するに、難解な映画を調べたり読み取ったりする体力がない人にはすこぶる退屈な映画だ。いや、読み取るつもりでも睡魔との対決は必至だ。たぶん2回目で色んな意味がわかって面白い映画に化けるんだと思う。改めて押井守凄すぎる。芸術家だ。

加瀬亮、菊地凛子、谷原章介、栗山千明。声優陣皆上手かった〜!
加瀬亮は主人公の「ここにいない感」をフワッと醸し出す高めの声で絶妙!『SPEC』『アウトレイジ』『沈黙』で見た加瀬亮が、声の演技してたとは知らなんだなぁ…
mafu

mafuの感想・評価

3.8
ボディを移し変えてリセットしても僅かに残る記憶の残滓。生きている手応えへの渇望。父(創造主)に挑み続けるしかない子の定め。そういうレプリカントの悲哀を描いている、という解釈でいいのかなと思っている。リドリー・スコットに日本人で最上の敬意を払って挑んでいる監督の一人だし。

説明がないので確信もないのですが、草薙水素はレプリカントですよね。素子に名前も似せてあるし。で、生殖機能があったという事はBRのレイチェルと同じような特別なタイプという解釈でいいですよね。そしてその娘も何回も製造される優一も父(ティーチャー)は同じという事ですよね。今は調べる時間もないのでそういう事で理解しておきます。小説まで掘り下げるとかなり面白そう。

あと本質的な事ではないが、絵やCGが少し馴染めず。
ゲストルームでのクサナギの、映画史に残るだろう色気のないベッドへの誘い方が凄い。永遠という死と過ごすキャラクターの自我。やっぱ「うる星2」とテーマは通じてるとか思わせるように出来てるんよなあ。
原作とはまた違う作品。もう少し雑多なものが混じっている気がした。たぶんその大きな要因の一つは、笹原の性別が女になっていることだと思う。彼が男だったからこそ、あれだけ原作はまっさらなのだと思う。映画はもう少し「未来」とか「希望」とか感情が激しくて、生の人間っぽさが出ていました。そしてドライブインのあの店主のおじさんが鈴木敏夫さんにしか見えなくて困った
押井が客のことを考えて作ったと語る映画はだいたいどれも面白くないの法則に従いだいたい面白くない。

(脚本ですが)『人狼』タイプ。大人らしさと格好良さの空虚な記号に満ち満ちていて、それがハリボテ世界と嘘だらけのストーリーに大いに貢献しているような気はするが、個人的に押井映画の好きなところは格好つけようとしてキマらないダサさとか下町インテリ的なギャグとかそういう泥臭いところなので、『スカイ・クロラ』はちょっとスマートに収まりがよすぎて面白くないのだ。

良いけど、戦闘機の空中戦とか。染みるけど、最後の邂逅とか。良くできていると思うけど、終わらない父殺しとそれでも成長していく子ども(たち)
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