一見して強く印象に残るのは、何とも形容しがたい空の青と、白い雲の美しさ。濃淡と陰影を孕み質感をともなった、単なる背景というだけでなく”もう一つの主役”と言っても良いほどの青空。
どちらかといえば暗い…
戦争は現実味のための必要悪っていうのはいかにも平成っぽいぬるい戦争観で、実際は利害関係と優先順位と外交の失敗が戦争の原因なんだけど、あえて理解を失敗したテイで戦争を定義づけし、それの代替として戦争ゲ…
>>続きを読む「戦争はどんな時代でも完全に消滅したことはない それは人間にとってその現実味がいつでも重要だったから 同じ時代に今もどこかで誰かが戦っているという現実感が人間社会のシステムに不可欠な要素だから そし…
>>続きを読む哀しき恋愛映画だった。
押井作品ながら割とわかりやすくやりたいことや言いたい主張もいい塩梅で伝わってきたので心に深く沁みた。見た目ガキなのに生活スタイルが中年なのは押井守の生き方の几帳面さが反映され…
ダイナミックな空戦シーンはさすがの見応え。
特に日本では実写では絶対に作れないので、押井氏的には「本来はこんくらいできるんやで」って感じなのではないだろうか。
『トップガン』でも思ったが、こうやって…
原作既読『スカイ・クロラ』
森博嗣さんのスカイ・クロラシリーズは大好きで、押井守監督も大好きなので日本アニメでは一番好きな作品かな。
設定とか登場人物は原作にある程度沿ってるけど、主題みたいな部…