旅芸人の美女（イヴ）に一途な愛情を傾ける青年（中村好男）が、彼女のもつ不思議な妖力に脅威を感じ始める。真の愛情を掴み取れない男女の悲喜を描いている、日活ロマンポルノ。村上修の監督デビュー作。

郵便配達員の青年が、美しいマネキンに一目惚れするという導入部が秀逸。マネキンを生身の人間のように描く、サイケデリックな偏愛ドラマを期待させられるが、実はマネキン役の仕事をしている女性という設定で、少しばかりガッカリ。

本編内容は「自らの魔性に翻弄される女性」と「魔性の脅威に気づかされる男性」を対比させていく、定番パターン。絡みのシーンでは、イヴの小さなつま先がピーンとなっているショットが、中世の女神の絵画のように官能的。

イヴの役者力が十分に発揮されており、幸せを掴み取れずに徘徊している、幽霊のようなキャラクター像を見事に具現化させている。彼女のベスト・アクティングを堪能すべし。

しかしマネキン仕事を夜中にする女性って？大道芸として日中あったりしますけどね。アメリカ映画の「マネキン」より早いんだ。しかし話は、腹話術師とキャバレードサ回りに。話としてもかなり破綻していて、収拾がつかない。真面目な監督なんだろうなぁ。イヴちゃんはコメディが向いてますね。

• #イヴちゃんの濡れてゆく
• #イヴ

いや。だから
イブって誰やねん笑

「イヴちゃんの花びら」がめちゃくちゃ
面白かったし
イヴも非常に
魅力的に見えたんだけど
これはイマイチ面白いと思えなかった。
なーぜー。監督のせいか。

てかマネキンのバイトって何w
てっきりマネキンが人間になる
ファンタジーだと思って
見始めたから
バイトって何w
けっこうそういうの昔は
普通にあったの？

「MRブラウンだけにブラウン管〜」
とか
「SFじゃないよSM〜」
っていう最後の腹話術だけは
少し笑った

• #マネキン