おぶさん

護られなかった者たちへのおぶさんのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
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護られなかった…

守られなかった、
ではない。

東日本大震災と生活保護
難しい問題を正面から
受け止めさせられる

東日本大震災で出会った3人
偶然なのか必然なのか…
この3人が出会う事で
10年後に事件が起こる
殺された男達は、何故?
餓死という殺され方をしたのか

「おかえりなさい」
という遺書が涙を誘う


何年か前
生活保護を受けられなかった男が
駅に放火をした
住む所と食事に困らない
刑務所に入りたかったから
ある男性は「おにぎりが食べたい」と
書置きを残し亡くなった
日本では、どんなに苦しんでいても
生活保護を受けるのに大きな壁がある
役人は「国が決めた事なんで…」と
サラリとかわす。
この実態を知るため
この映画は必要だったと思うが
かなりしんどかった。

スコア…
とても付けられない…
おぶさん

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