とみきち

護られなかった者たちへのとみきちのネタバレレビュー・内容・結末

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

清原果耶のオバサン感というか地味感は凄い良い
佐藤健の不器用な男を出す感じは箸の持ち方や食べ方で出すのは良いが、眉毛の手入れが行き届き過ぎて説得力無いな
険しい顔、人物像を出すのにはまあまあ成功してるけど、登場人物の性格を考えると眉毛の手入れをするとは思えない…
生活保護課のキャスティングが神掛かってる
これほどまでに地味顔を集めたかと思えば
刑事達の濃すぎる顔…

全体には良いんだけど、前半の何やってるかわからない感じはちょっと勿体無い気がする

生活保護士の人たちって本当に大変なんだよな
家族のいない受給者が病院に運ばれたら呼び出されたり
担当者ならその苦労を一番わかってそうなのに
なんでだよカンちゃん

物語上キャストが合流するのも必要なんだけど、どうしても刑事達と犯人側のストーリーがバラバラで終わってみると刑事側のストーリーが余計に感じてしまうのが気になった(かといって被災者側だけを描いても薄くなってしまいそうで…)

前後編にわけるとか、連続ドラマで観れたら良かったのかな
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